FXとは、外国為替証拠金取引のことを言います。
1ドルを80円で買って、あとで100円で売ると20円が手に入りますが、実際には日々の変化はもっと小さくて、1円も変わらない日もあります。
たとえば、1ドルを99円で買って、あとで100円で売っても1円しか儲かりません。これは、99万円持っていても1万円しか稼ぐことができないことを意味します。
もっと稼ぎたいと思いませんか。そこで、FXでは、実際持っているお金の25倍のお金を売買できるようにしています。お金の価値はそんなに急激に変わるものではないので、実際に持っているお金以上に沢山のお金を買っても、あとでどうせ売るのだから、いいやと世の中的にはなっているのです。
つまり、1ドルが99円のとき、99万円しか持ってなくても、2,475万円分のドルが買えます。これは25万ドルです。そして、1ドルが100円なったら、2500万円で全部売ってしまいます。そうすれば、差額の25万円が手に入ります。
99万円しか持っていなかったのに、25万円も儲かったらすごいと思いませんか?
FXは、こういうことができる仕組みになっているのです。
これはてこ(レバー)で知られるのと同じで、小さなお金で大きなお金を動かすことができます。なのでこのことをレバレッジと言います。